治験に参加した時の副作用の体験談を10人が語ります。

治験副作用体験談

治験に参加する時に、報酬も気になりますが副作用も気になりますよね。

 

ここでは、実際に治験に参加して副作用を経験した10人の方の体験談をお話しします。

 

あなたが治験参加を検討しているのなら今後の参考にしてみてください。

 

ただし、治験に使われた薬については守秘義務があり公表してはいけないことになっているので、新薬の薬品名、メーカー名などは公表していません。

健康な青年の例

3泊4日の入院治験
治験に入る前に、事前検診で健康診断があるのですが、変な病気がないかも調べて貰え、自分の健康状態もわかります。
その結果、何も異常がないことがわかり安心しました。

 

治験に関係ない空いた時間は、食事、テレビ、雑誌、マンガなどもあり快適だったのですが、採血がとにかく多かったです。

 

多い日で15回とかありました。

 

採血では何度も注射をしなくてもいいように、留置針というものを刺しっぱなしにするのですが、

 

私はこの留置針の刺し方が悪く、腕を少し動かすだけで神経に触れてズキズキする痛みがありました。

 

そして、薬の副作用と留置針の痛みで、意識を失いかけました。

 

寒気が出て体が震え、冷や汗をかき、吐き気、そして呼吸も苦しくなりました。

 

両腕も動かなくなりました。

 

一瞬、死が脳裏をかすめましたが、職員さんの介護で事なきを得ました。

 

私と同じような症状がでた人は他にもいて、中には吐いた人もいました。

 

でもその後は異常もなく3泊4日を2回に分けて続けることができました。

 

ただ、食事の影響なのか入院中にお腹をこわしてしまいました。

 

退院後に体調をくずし風邪を引いてしまったのですが、治験の結果が出るまでの2週間は、制約期間があり風邪薬も飲むことができずに苦しめられました。

第2相試験と第3相試験に参加

少人数で行う第2相試験から、多くの人を対象に長期間行う第3相試験に続けて参加しました。

 

第2相試験の時は、紫外線を用いる治療などで、皮膚の状態が驚くほど良くなったのですが、

 

第3相試験の2〜3ヶ月の間に、せっかく回復したのにぶり返してしまいました。

 

その間、ステロイドも塗ることができず我慢するしかないのですが苦しかったです。

治験を途中で止めました

治験に参加して2週間分の薬をいただきました。

 

朝昼晩、1日食後3回服用する薬でしたが、飲み始めた朝から調子が悪くなりました。

 

朝、8時頃に飲んで10時頃に買い物に行こうとしたのですが、酷い倦怠感と脱力感に襲われ、買い物どころじゃなくなってしまいました。

 

体がぐたあーとするんです。

 

おかしいと思って、血圧を急いで測ってみました。

 

私は高血圧なので朝夕血圧を測っているんです。

 

かかりつけの医者は、あまり強い薬を使うことを好みませんでしたが、治験の先生から何も言われなかったので良いと思っていたのですが、

 

その時に測った血圧は115で、私にとってはめったにない数値でした。

 

すぐに治験の病院に電話したら、担当の看護士の方が「止めてください」「お薬を飲むのはやめてくだい」と言うので止めました。

 

翌日、病院に行って先生に診てもらうと「1回目はよく起こる症状なので、続けて飲んでも大丈夫です。」と言われました。

 

しかし、昨日に経験したしんどさがひどかったので、「もう飲みたくありません」と伝えました。

 

先生は、残念そうでしたが止めてもらいました。

C型肝炎の治験に参加した高齢の女性

治験期間中に、サルコイドーシスという副作用を発症しました。

 

サルコイドーシスというのは、さまざまな臓器に小さな腫れ物(肉芽腫)ができる病気です。

 

恐ろしい病気なんですが、「私は我慢できるから」と先生に伝えました。

 

つまり、治験を続けて下さいと言ったんです。

 

でも、先生から法律で定められた治験の基準の範囲から外れるから、「そんなことはできません。」と断られました。

副作用はあったけれど耐えきれた高齢の女性

治験を受ける時の説明に、副作用がたしか5つか6つ説明文書に書いてあったんだけれど、その中の1つか2つは体験しました。

 

しかし、症状も軽かったので耐え切れないというほどでもなく、これぐらいはしょうがないかと過ごしました。

 

その後も、特別ひどい症状が出るわけでもなく、無事に終わることができました。

 

体の弱い人の中には、副作用が出た人もいるかも。

副作用で輸血しました

採血が頻繁にあるので、自分の場合は貧血が出てしまいました。

 

入院期間中に3回ほど輸血しました。

 

副作用で貧血になりやすいと説明を受けたのですが、私の場合はそれがひどかったようです。

 

もっと、回数が増えていれば治験は止めていたのかもしれませんが、不安はなかったです。

 

入院しているので、手の届くところに先生はいるし、何があっても対処してくれるという安心感があって、きちんと最後まで治験を貫徹することができました。

慢性骨髄性白血病の治験

治験前の薬では、効果がなく辛い状態だったのが治験薬を飲み始めてから、症状がよくなりました。

 

治験薬を飲みはじめて、1週間ぐらいたったころ、家族から「顔が変わった」と言われました。

 

自分では気がつかなかったのですが、顔のむくみが取れていたんです。

 

今まで、飲んでいた薬のせいで顔がむくんでいたのが、元に戻ったのです。

 

検査の結果、フィラデルフィア染色体が今までは20個のうち20だったのが、どんどん減っていって、最後には20分の0になったんです。

 

3月から飲み始めて5月の結果ですから。

 

2ヶ月で効果がでたことになります。

 

もう、こうなったら治験の参加をやめるなんて事は考えもしなく、今も続けています。

 

ゼロとわかった日には、前の主治医の先生に報告に行きました。

 

その先生もとても喜んで下さいました。

 

私も目がウルウルです。

リウマチの治験

手が曲がらないぐらいに晴れていたのに、治験薬のおかげで、痛みも取れて軽くなりました。

 

治験薬の濃度を4mmから始まり、1ヶ月半ぐらいかけて8mmまで増やしていきました。

 

8mmに増やすまでは、何も変わらなかったのですが、8mmに増やしてからは、本当に良くなったんです。

 

曲がらないぐらいに腫れていた手が、普通の人の手みたいに腫れも治まって曲がるようになったんです。

 

「もう、この薬には一生世話になると思いました。」

 

治験の入院仲間は8人いたのですが、みんな症状が改善していました。

 

副作用で心臓の具合が悪くなるかもと説明があったのですが、

 

私たちは、とにかく脱落者がでないように頑張ろうね。声をを掛け合っていました。

 

というのも、脱落者がでれば開発が遅れる可能性があるからです。

3年続けていた治験を中止

治験を3年も続けていて、症状も良くなっていたので続けたかったのですが、副作用のために中止になりました。

 

尿タンパクが出たことで治験が中止になりました。

 

たびたび尿タンパクがでたりしたので、その都度、治験薬の量を減らされていました。

 

最初は、朝5mg、晩5mgの1日10mgwを飲んでいたのですが、だんだんと減らされていったんです。

 

これ以上減らすと治験の規定に引っかかるということで中止になってしまったのです。

 

CT検査からも効いているといわれていたので、ショックでした。

 

先生からも「残念だね!」と言われました。

 

中止の時には涙がでました。

肺高血圧症の治験

高価な吸入の機械を使って投与を続けていました。

 

しかし、初回の投与から頭痛・血圧の低下がひどく、本来の1日にやるべき投与の回数を減らしてもらいました。

 

機械は1つ30万円とか40万円もする高価な機械を説明を受けた後、自分でセットして使います。

 

3日入院の治験です。

 

最大、1日に9回の投薬が必要だったのですが、1回目の投薬か頭痛がひどく、血圧も66という信じられない数値がでました。

 

先生は慣れれば上がってくるので、ちょっと我慢してと言われるのですが、

 

投与後は味覚もおかしくなり食欲も出ませんでした。

 

時間がたつと少しはおさまるのですが、おさまった頃にまた次をこなさなくてはいけません。

 

1日に、やっとの思いで6回はこなしましたが、そこが限界でした。

 

先生からは「せめて7回はやって欲しい」と言われたのですが、とても無理でした。

治験副作用の補償

治験の期間に副作用が出て健康が害されたような場合は、必要な治療と適切な補償がなされます。

 

厚生労働省の管理のもと、治験は補償が義務付けられているので、副作用による治療費や入院費、薬代などはすべて負担してもらえます。

 

場合によっては賠償もして貰えます。

 

副作用は早期発見が大事なので、異常を感じたらすぐに申し出るようにします。

 

治験に参加する前には、副作用がどれくらい発生するかデーターを交えて説明を受けます。

 

説明会ではどんな些細なことでも質問できるようになっています。

 

内容に納得できたら自分の意思で同意書に署名します。

 

治験参加途中でも、自分の意思で中止することができます。

 

途中でやめても健康被害や副作用を確認する場合もあります。

 

治験は、国の基準に沿い、参加者の方の安全に配慮した綿密な治験実施計画書に基づいて慎重に進められていますが、副作用や補償も含め、自身でしっかり判断・納得してから参加を決めましょう。