新型コロナウイルスの治験アルバイト3ヶ国の料金

新型コロナウイルス世界の感染状況

 

全世界で先を争うように、新型コロナウイルスワクチンの開発が進められています。

 

世界保健機関WHOによると現在、20種類以上の新型コロナウイルス治療薬の開発が進んでいるそうです。

 

その中で、治験情報を公開している3ヶ国のアルバイト報酬などの情報を紹介します。

 

日本はまだ研究の段階です。

 

今、世界で新型コロナウイルスワクチンの治験に取り掛かっている3ヶ国(イギリス、中国、アメリカ)

 

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イギリス

もっとも早く取り組んだのがイギリスで、ロンドンの臨床研究グループhVIVOが24名の治験ボランティアを募集しました。

 

謝礼は3,500ポンド(約47万円)です。

 

治験期間は2週間の隔離施設での入院ということなので、1日約3,4,000円になります。

 

かなり効率がよいアルバイトですね。

 

ただし、ワクチンの開発なので、すでに新型コロナウイルスに感染した人が対象ではなく、健康な人に新たに新型コロナウイルスを感染させて治験を行うのです。

 

これは、ある程度リスクがともないます。

 

しかし、実験施設「QMB Innovation Centre」が募集したところ、24名の募集に2万人以上の応募があったそうです。

 

治験者には、弱くした新型コロナウイルス2種「0C43」と「229E」が投与され経過観察が行われます。

中国

3月16日から臨床試験がはじまりました。

 

すでに治験ボランティアは「COVID-19」のワクチン接種を受け始めているということです。

 

参加者は18〜60歳の108人で、3グループに分けられ、それぞれが異なる用量のワクチンが投与されています。

 

全員が中国中部・武漢(Wuhan)の住民ということです。

 

こちらは、治験ボランティアの報酬は公表されていません。

第2期臨床試験が4月12日からスタート

中国軍事科学院軍事医学研究院生物工学研究所の陳薇院士率いるチームが開発した、
遺伝子組み換え新型コロナウイルスワクチンを治験ボランティア約500人が接種しました。

 

その中の最高齢は、武漢に住む退役軍人の熊正興さん84歳。

 

第2期臨床試験の治験ボランティアには、年齢制限が設けられてなく、60歳以上の人も治験に参加することができます。

 

第1期臨床試験では、集中隔離観察措置で治験が行われましたが、第2期治験ではワクチン接種後自宅に戻り、経過を観察します。

アメリカ

米保健当局は3月16日に、ワシントン州シアトル(Seattle)でワクチンの臨床試験が始まったと発表しています。

 

米国立衛生研究所(NIH)は、18〜55歳の健康な成人ボランティアが約6週間参加することになるとコメントしています。

 

またアメリカのModerna社も4月から治験を始めると発表しています。
こちらの治験期間は長く14ヶ月に及びます。

 

隔離されることはなく、謝礼は1,100ドル(約11万円)とイギリスと比べるかなり少ないです。

 

早い時期でのワクチンの開発を期待するのですが、米当局は治験が順調に進んだ場合でも、ワクチンが利用可能になるまでには1年〜1年半かかるとの見通しを示しています。

日本

では、日本の状況はどうかというと、東大の研究チームは急性膵炎(すいえん)の治療薬「ナファモスタット」に治療効果を得られる可能性があると発表していますが、具体的な治験はまだ始まっていません。

 

治療薬としては、メディアでも紹介された新型インフルエンザ薬「アビガン」の投与が大学病院などで行われています。

 

これは、治療薬としての扱いとなりワクチンの治験とは意味合いが違います。

 

治療薬は、既に承認販売されている薬で、疾患を抱えた人に投与されますが、ワクチンは健康な人に投与されます。

 

「アビガン」は、胎児に悪影響があるとして、妊婦や妊娠者に対しては投与が禁止されています。

 

国立国際医療研究センター(東京)では、重症患者にエボラ出血熱の治療薬「レムデシビル」の投与も始めています。

 

「レムデシビル」は、米国の研究機関では感染予防や症状軽減に効果があるとしています。

既存薬の治療薬

新薬のワクチンの開発には時間がかかるため、既存役を転用する臨床試験が世界各国で行われていますが、海外では患者の死亡事例もある為、効果や安全性を確認するには、まだまだ時間がかかりそうです。

新型コロナの治療薬

既存の治療薬を利用して開発を進めている薬品

レムデシビル

COVID-19への投入が最も近いと考えられている薬です。

 

中国で使われ、アメリカでも少なくとも1人の患者に使われています。

 

世界保健機関(WHO)も、実質的な有効性を持つ可能性があると発表しいています。

 

ただ、まだどの疾患に対しても承認が得られていません。

クロロキン

マラリアに効果のあるキニーネの構造を基に開発された合成薬

 

新型コロナウイルスに有効である可能性があると科学者らが調査の必要性を訴えている薬です。

ナファモスタット

急性膵炎(すいえん)の治療薬「ナファモスタット」に、治療効果を得られる可能性があると、東大の研究チームが発表しています。

 

現在、複数の医療機関で臨床研究を予定。

 

新型コロナウイルスワクチンの開発に時間がかかる理由

新薬であるワクチンの開発には5段階の経過を取る必要があります。

第1段階

動物実験で安全性と有効性が確認されること。

第2段階(第 I 相試験)

少人数な健康な成人に対して投与を行い、薬物の体内動態や薬力学的検討、薬理活性の確認、忍容性を確認する。

第3段階(第 II 相試験)

少人数な健康な成人に対して探索的使用、用法用量の推測(副作用、他の薬との飲み合わせ)などを行う。

第4段階(第 III 相試験)

安全性と有効性が担保されたら、より多くの患者に対し投与を行い、経過観察をする。
問題がなかったら、これまでの結果を厚生労働省に提出し、製造承認、販売を申請する。

第5段階(第 IV 相試験)

厚生労働省から承認されたら、さらに適応症、用法・用量の範囲内で薬の適正使用や追加のデータを得る。

 

 

以上の段階を通して、問題がなければ厚生労働省の製造販売承認を得て、販売に繋げます。

新型コロナウイルス治療薬 最新情報

3月19日発表

ロシュ

スイスの製薬大手ロシュ・ホールディングは、米食品医薬品庁(FDA)と共同で「アクテムラ」(一般名:トシリズマブ)の新型コロナウイルス感染症(COVID19)の治療薬としての第3相臨床試験を開始。

 

治験対象者は世界各国約330人の患者を対象。

3月23日発表

レムデシビル

3月中にも日本が米国と開始する共同治験に韓国やシンガポールなども参加。

 

共同治験は米国立衛生研究所が主導し、日本では国立国際医療研究センターが中心となって参加する医療機関を増やす予定。

 

韓国は2つの医療機関が参加を決定。

治験内容

新型コロナウイルスに感染した国内外の入院患者から治験の同意を得た約440人を対象に実施。

 

試薬を投与した患者と、投与しない患者にわけて15日間経過観察を行う。

 

以降、長期間をかけ検証を行っていく予定。

 

レムデシビルは試験管内の実験では、ウイルスの増殖を抑えることが確認されています。

  • レムデシビルをを開発した米国の大手製薬会社ギリアド・サイエンシズ社も参加している。
  • 抗ウイルス治験薬レムデシビルの開発には、トランプ米大統領も早い承認をするようにすさまじい圧力をかけています。
アイロムグループ

新型コロナウイルス対応の新規ワクチンの製造を月内に開始。

 

日本企業であるアイロムグループは、製造した新規ワクチンを
共同開発先である中国の復旦大学付属上海公衆衛生臨床センターに提供し、7月から中国で動物実験を始める予定。

 

その後、人間を対象とした治験に取り組む計画。

3月24日発表

アンジェス

新型コロナウイルス予防用DNAワクチンの原薬が完成

 

大阪大学とアンジェスの共同開発で、近日中に動物向け試験を開始予定。

4月7日発表

アビガン

安倍晋三首相は、新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、本人の希望や病院の倫理委員会の了承があれば使えるようにする考えを表明。

 

本人が希望する場合は「治験でなく、観察研究という形で使用。

 

すでに120例を超える投与が行われており、効果が出ていると発表しています。

 

【使用方法】
通常15歳以上の成人は、1日目は8錠を1日2回、2日目〜5日目は1回3錠を1日2回使用

 

【副作用】
催奇形性
妊娠中のある時期に使用すると胎児に奇形が生じるおそれ。
男性の場合には精子に異常が出る。

 

そのために、妊婦および妊娠の可能性のある女性への投与は行えない。

 

投与期間中および投与終了後7日間は、性交を行わない。
行う場合は必ず避妊をする。

新型コロナウイルス感染試験

健康な成人に新型コロナウイルスを感染させて、治験を行うという取り組みに、5月24日現在、102の国から25104人のボランティア志願者が集まりました。

 

「1 Day Sooner」というキャンペーンが行われ、ワクチン開発を迅速に行うため、健康で比較的リスクの低い成人に参加が呼びかけられたのです。

 

この「ヒト感染試験」は、自らの意思でウイルスに感染して、ワクチンの効果と安全性を確かめるものです。

 

「ヒト感染試験」は過去にも、腸チフス、コレラ、天然痘、デング熱、ジカ熱などでも行われてきました。

 

参加できるのは、基礎疾患のない20〜45歳のボランティアだけで、当然リスクを最小限の抑えるために、参加者は隔離され、コントロールされた環境で常時健康がモニターされます。

 

もし、治験の期間中にワクチンが効かずに感染が確認されれれば高度な治療が行われ、その間にも新しいワクチンがが開発されればそれも提供されます。

ボランティアとして登録した20歳の大学生のコメント

リスクがあることは、私は十分に承知しています。
もし、治験が上手くいかないとこを考えたら、とても恐ろしいです。
私の家族も悲しむでしょう。
しかし、誰かがステップアップしないといけないのです。

 

あなたも「新型コロナウイルス感染試験」に関心があるなら、こちらから申し込むことができます。
>> 「1 Day Sooner」公式サイト